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その1
中学2年の女の子へ何を聞いているんたろう?と思いなから話をしている自分がいる。 「坂本龍馬が俺は好きなんだよ。」 聞き鳴れた着信音が鳴っている。 枕元に置いた自分の携帯電話に着信が入っていることに気付いた。時計の針は、午前3 時を少し回ったころを指している。 「助けてください」 携帯の通話ボタンを押したとたん飛び込んてきた声である。 「ハンター、助けてください。おかしくなりそうなんです。」その声は、中学2年になる娘が、携帯電話による嫌がらせを受けていることで相談を受けていた、栃木県に住む相談者Nさん(被害者の母親)の夫であった。 「どうしました」という私の声が届いたかどうかも分からない間に、電話の主は夫から妻に変わっていた。「ハンター助けてください。昨日から無言電話が鳴りやまないのてす。」「知らない男の人からもかかっているみたいです。」 それとなく状況がつかめてきた。眠っていた脳が瞬時に回転を始め、状況の正確な把握と正しい助言を命じている。 「いつから電話はかかっていますか?」という私の質問に対し、「昨日の午前中からなんです。 最初はただの間違い電話と思っていたのですが、次々とかかってくるようになり、私がもしもしと言うと切れるんです。」いわゆる無言電話が鳴りやまなくなった状態である。 |
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